2005年度までAIMの活動の一つであった四方僧伽プロジェクトですが、ひとつのプロジェクトから独自の連合体として活動を開始。カンボジアでは外務省・宗教省とのMOUが取りまとめられ、2006年度より四方僧伽カンボジアとして活動を開始しています。それに伴い、コメ銀行プロジェクト・ブッダの池プロジェクト等は現在、法人化した四方僧伽カンボジアからの受託プロジェクトとして四方僧伽と協力しプロジェクトを運営しています。

 四方僧伽との

  協力及び委託
      プロジェクト

 コメ銀行
   ブッダライスプロジェクト

≪沿 革≫ 2002年、現地宗教省よりカンボジア西部バッタンバン州において発生した飢餓問題への緊急支援要請があり、AIMは日本の仏教者の方々を中心に、四方僧伽(仏教者連携・連帯)の考えに基づき米の緊急支援を要請。日蓮宗をはじめとする日本の仏教徒による心温まる御支援のもと、20トンの米の緊急支援を実施した。さらに、現地では被災した村人が立ち上がり、仏教僧らと共に貧困と戦いつつ飢餓を招かない将来的な自立を目指し、コメ銀行プロジェクトを始めることを表明。そこでカンボジアと日本の仏教徒同士の相互扶助の考えで活動することの必要性をAIMが提案し、仏教者そして地域住民が協力して四方僧伽(仏教者連携・連帯)に基づき、本プロジェクトを開始することとなった。

【プロジェクトサイトの状況】 

 Battambang province Bannon district Tangen village(以下タグネン村)はバッタンバン市街より約30キロ西にある農村地帯。村人の95%が農民で、米を育てたり家畜を飼ったりして生計を立てている。タグネン村には雨期稲作田が1,039ha、畑が100ha、コンピンプイ湖が4,000haあり、115haの居住区域に約600世帯3,400 名が住んでいる。地域には公立小学校が一校あり、約670名の児童が通っている

【コメ銀行、運営としくみについて】

代表・副代表・事務局・会計の四役を中心にコメ銀行組合を組織。会議により決定した規約に従い、組合で種籾を管理し貸付けを実施。収穫後は貸付けた米に利息米を加え、お寺に作られた米倉に返納される。貸付けには連帯責任制・相互扶助制をとるグループ制度を機能させ円滑な返済を促している。問題が起こった際には僧侶や他のメンバーが仲介役となり、話し合いによる解決を行うものとする。返納された利息米の蓄積は道路整備や井戸掘り等、村の地域開発にあてるほか、緊急備蓄米として村民に供与するか、国内で問題を抱えている他地域の支援にも役立てるものとし、そのつど話し合いにより組合で決定する。(右写真は米蔵と四役メンバーと赤い服はAIM理事の内藤さん)

四方僧伽コメ銀行第4期概要

【第4期】参加世帯数: 304世帯(26グループ)

元本米:69,300kg     利息米:13,860kg

【利息割合と分配】 利息米:借りたお米の20%

分 配: 元本米の5%→4名の役員の役員手当て、500kg(米蔵のあるお寺へのお礼金)

残りの利息米は地域化開発事業等にあてる。事業内容はコメ銀行組合で話し合い決定する。

コメ銀行組合の利息米の販売益で実施した地域開発活動

左:雨季でも牛車等が遠れるように水のとおり道を作る工事

上:コメ銀行組合によって掘られた共同利用のための井戸